「ライムスター宇多丸も唸った人生を変える最強の「自己低発」 低み」。
ちょっとタイトルが長いですけど、最近よんだ本の名前です。
ライムスターといえばマミーD、宇多丸、DJ JINのヒップホップグループ。
ライムスターのMC、宇多丸がラジオ番組をやっていて、その中のコーナー「低み」をまとめたのがこの本です。
宇多丸さん、本当頭いいんですよね。
さすが早稲田大学卒。
IQ高いラッパーです。
映画評論コーナーなんか絶品です。
今はもうなくなっちゃいましたけど「ウィークエンドシャッフル 通称タマフル」の名物企画。
今でも番組が変わって「アフター6ジャンクション」という番組でも映画評論コーナーは続いています。
それだけファンの多いコーナーです。
名前も「ムービーウォッチメン」。
アメコミの傑作「ウォッチメン」からインスパイアです。
英語のウォッチメンも僕的には好きです。
って本の話からどんどん離れていってますが、自己啓発ならぬ自己低発。
いわゆる「意識高い系」に一石を投じる問題作です。
どんだけ意識低いんだ、っていう登場人物かわんさか出てきます。
具体的には靴をガムテープでぐるぐる巻にするとか、仕事の手の抜き方ばかり教えてくれる上司とか、「低い」人たち。
でも、そんな人たちを笑えるほど自分が高い人間なのか?と自問自答してしまう、自己啓発的な内容にもなっているという、実はとても哲学的な本なんです(ほんとうか?)。
爆笑必至なので、ぜひ自宅で過ごすことが多くなったこの時期におすすめの一冊です。
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